BLACK×HEAVEN
「お前に感謝してたぞ。
助けにきてくれてありがとうって。
本当は直接言いたかったみたいだが、まだお前が寝てたから、俺が伝えておくって言っておいた」
ありがとう…?
助けてあげられへんかったのに……
あたしが死なせたようなもんやのに…
「お前が自分を責めると、ヒメコは浮かばれないんじゃないか?」
自分を責める事が許されへんのやったらせめて…
「リョウジの目を覚まさせてあげる事は出来ひんの?このままやったらリュウがかわいそうや」
エンマは尖った牙を剥き出しにして笑った。
「それならもうヒメコがやっていった。
リョウジが目を覚まさなかったのは、事故った時にその衝撃で魂が体から離れちまってたからだったんだ。
帰り方がわからなくてずっとさまよってたんだと。
で、ヒメコがここに来る前にリョウジの魂を探し出して、体にぶち込んできたらしい」
さすが。
助けにきてくれてありがとうって。
本当は直接言いたかったみたいだが、まだお前が寝てたから、俺が伝えておくって言っておいた」
ありがとう…?
助けてあげられへんかったのに……
あたしが死なせたようなもんやのに…
「お前が自分を責めると、ヒメコは浮かばれないんじゃないか?」
自分を責める事が許されへんのやったらせめて…
「リョウジの目を覚まさせてあげる事は出来ひんの?このままやったらリュウがかわいそうや」
エンマは尖った牙を剥き出しにして笑った。
「それならもうヒメコがやっていった。
リョウジが目を覚まさなかったのは、事故った時にその衝撃で魂が体から離れちまってたからだったんだ。
帰り方がわからなくてずっとさまよってたんだと。
で、ヒメコがここに来る前にリョウジの魂を探し出して、体にぶち込んできたらしい」
さすが。