BLACK×HEAVEN
「あんまり責めるんじゃねぇよ。


ルイだって辛かったんだ。


それに、後悔して反省もしてる。


俺らがルイのいろんな事に気づいてやれなかったのも悪かったんじゃねぇかな」



タケがシゲの肩に手を置いた。



「ルイ〜…ルイ〜…」



マリアが激しい嗚咽を漏らしながら一生懸命あたしの名前を呼んだ。



抱き締めてやりたい。



頭を撫でてやりたい。



でもそれは絶対に出来ひん。



それが死ぬという事やから…
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