BLACK×HEAVEN
あたしが別れを告げると、次の瞬間、みんながキョロキョロし始めた。



どうやら、あたしの姿はもうみんなの目には届いてないみたい。



まだここにいんのに…



目の前にいんのに…



やっぱり、エンマの力がなかったらあたしは人の目には映らへん存在になってしまうんや。



でも、これが自分で選んだ道やから…



この世から消える事を望んだんは、あたし自身やから…
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