Battle Princes




聖「そっか…お前があの…」




聖也はなにかびっくりしている様子だった





あたしはそんなのお構いなしに男達に近寄った





愛「顔をあげて」




あたしは自分から喧嘩をしかけるのは




めったになかった





売られた喧嘩をかっただけ




いつもリンチやかつあげされた人を助けてただけ





愛「なんで、こんなことしたの?」





「…遊ぶ金がなかったんす…」





お金…か…





愛「あなた達もクズと一緒なのね…」




「そうじゃないんす!!先輩にカネ持ってこいっつわれて…俺ら族入ってッから逆らうことができなかッンす…」




へぇ…族ねぇ…





愛「…何て言う族?」






「…ブラッディ…ナイフ」







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