Battle Princes
イスに座って天井をみつめた
「キレイ…」
なんてキレイな青空なんだろう
そういえば…
あの日も天気がよかった
朱音―――
ピリリリリ
携帯の音があたしを現実にもどしてくれた
愛「……もしもし?」
電話は麻実チャンからだった
愛「ぅん。……マジ?わかった。今仕事場??迎えに行かせるね。………了解」
用件は仕事が早く終わったのであたしの話を聞きに来てくれるらしい
聖「……来てくれるって?」
隣をみるといつのまにか聖也の姿が。
愛「い…いつからいたの??」
動揺を隠しきれないあたしはこれでも頑張って平静を装った