Battle Princes
愛「もしもし??」
今それどころじゃねーんだよ!!
愛「………わかった」
どうやら麻実チャンが到着したようだ
愛「その辺の事情、後で詳しく聞くからね!」
だってあいつが高校生とかありえん!!
(↑失礼)
階段を降り麻実チャンのところに向かった
愛「麻実ちゃーん!!急にごめんね??」
麻「いーよ、いーよ。それより家、変わった??」
愛「……いろいろあって」
麻「あちらのかたはどなた??」
後ろで聖也が手を振っていた
あたしから説明…したくないな;
無言で悩んでいると
聖也が近づいてきた
聖「はじめまして、麻実さん。」
麻「はっ…はじめまして」
何?
この"違和感"
聖「僕は愛華の婚約者です。今彼女の家のしきたりで一緒に暮らしてるんですよ」
麻「まぁ…そうでしたか」
チラリと聖也の顔をみると
キラキラと輝くような笑顔だった
だけど、この笑顔は本物じゃない。
愛「に…にじゅ…ング!!」
二重人格。
あたしはこう言いたかったはずなのに聖也の手によって阻止されてしまった
聖「こちらにどうぞ?」