両想いへのミチ
「恵梨ー。あたし、他人事だから口出してるんじゃないんだよ?恵梨にほんとに頑張ってほしいから、ちゃんと考えていってるの」


「姫香ぁ…」

「だから、あたしを頼ってくれていいんだよ?」



友達っていいよね。
あたしたち、小学校からずっと付き合ってるし、お互いのこと、すぐわかる。
喧嘩だってするし、
いまみたいに優しい気持ちにもなる。


かけがえのない存在だよね。



「よし!決めたっ!あたし、とりあえず頑張る!」


「それでよろしい☆」



姫香はニコッと笑って応援してくれた。
まだ告白する訳じゃないけどね。
宏太に、少しでもみてもらうんだ!!

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