両想いへのミチ
姫香に肘でつかれて宏太の前に出た。
うわーうわーやばい。

「宏太っ…おはよ//」


「はよ」



…ひゃーっ!!
初めてあいさつしたわりに、ちょっといいかもぉ。


「恵梨ー!いいじゃん♪いい感じ」


「えへ…えへへ…」


自然と顔がにやけちゃう。


ちょっと自信もて…
あ、そっか。
いままで見てるだけだったから自信もてなかっんだ。
話しかけたりも全然しなかったから。


ちょっとだけ、
前に進めた気がした。

< 5 / 12 >

この作品をシェア

pagetop