雑草だから笑う。
そんな毎日に私は嫌気がさしていた。

自分がいくら頑張っても評価されるのは父。

そんな生活が嫌だった。

そしていつしか「ここから絶対に出てやる」と考えるようになった。



数年後、私はある男性と付き合い、付き合うことになった。

付き合い始めて半年後、私は彼が働いている静岡へ行くことにした。


両親は反対だった。

でも私は全く知らない土地での生活に対して何の迷いもなかった。
それよりも彼との生活、新しい仕事が楽しみで仕方なかった。


ただひとつ、心配なことがあった。


母が一人になると、人に愚痴ったりしない性格だから自分の中に溜め込んでしまうのではないかと・・・・それが心配だった。


でもその気持ちも未来への楽しみで薄れ、消えかかっていた。





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