~本当の私~真実~
「ふぁぁ・・。」


もぅ、朝か・・・。よく寝たなぁ。

幸せなのは、バンドの時間と
寝てる時間だけかな・・・?



「おはよぅ・・・。」



私は、自分の部屋を出て、リビングへと出た。
挨拶をしても、返事はない・・・。
私は、テーブルの上に一枚の紙を見つけた。

《お母さん、仕事いってるから。適当に、ご飯食べて、学校行ってちょうだい。帰ってきても勉強は、ちゃんとするのよ。》


はぁ。

どぉせ、男と遊んでるだけでしょ。

私、知ってるんだから。

お母さんは、私が物心ついたころから、
ずっとこうだ。ほとんど家にはいない。

そのくせ、私には勉強しろ、勉強しろ。

見たんだから。夜、男と帰ってきてるのを。




毎晩毎晩・・・。違う男と・・・。





「私には、関係ないことだけど。」



私は、パンを一枚焼いて口にくわえると、

家を出た。
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