~本当の私~真実~
・・・っっ。汗汗
「へぇ・・。っそそうなんだ。なんか、イメージわかないな。」
「よく言われる。4人でさ。やってんだけど、男3人の中に、女1人。しかも、その子、ヴォーカルなんだよね。凄いと思わない?
その中で、どうどうと、自分を出し切れるんだよ。俺、なんか憧れるよ。」
「なんか、かっこぃぃ・・・で・・・すね?」
瞬耶が自分のこと、
こんな風に思ってくれてたんだ。
それにしても、どうしようか・・・。
これじゃ、ばれるのも時間のうちだしな・・・。
「それで、ギターやってる、魁って奴がいるんだ。そいつがホントにいい奴でさ。俺が、毎日勉強で、なんかストレスとかに、押しつぶされそうになってるときに、
魁が、掲示板で、声をかけてくれたんだ。"悩み事がない奴なんていない"それを誰かに聞いてもらえると、スッキリするぜっっ。って。」
「・・・・・・。」
「俺は、今、魁にとっても感謝してんだ・・・。魁がいなかったら、今頃こうしていられないよ・・・。」
なんだか、涙が出そうになってきた。
なんだか、私と似てる部分があって・・・。
魁のやさしさが伝わってきて・・・。
魁は、私だけじゃなくみんなに優しいんだって・・・。
すごく感動した・・・。