~本当の私~真実~
「愁菜・・・。何があったか、俺に話してくれないか・・・!?」
「あっっ。ぅん・・・。」
全部を魁に話そうと決めた。
でも・・・。
やっぱり思い出そうとすると、
体が震えだす・・・。
「大丈夫・・・。大丈夫だから・・・。俺がついてるから・・・。」
その言葉で、少しほっとした。
やさしいね。
魁はやっぱり、私を安心させてくれる・・・。
私は、ゆっくり・・・ゆっくり、全部を話した・・・。
「辛かったよね・・・誰にも聞いてもらえなくて・・・」
自然に涙がこぼれてた・・・。
「今なら、言えるよ。俺が、何で、あの掲示板にいたか・・・。」