☆年下×男子☆
「シュン…」
もう一度大きく息を吸うと、自然に彼の名前が口を突いた。
『ん?どうした?』
不思議そうなシュンの顔が近づいてくる。
私はその瞳に飲み込まれ、まるで金縛りにでもあっているように動けなくなった。
鼻と鼻が触れるか触れないかのすれすれの距離。
その距離を絶妙に保ったまま、彼の吐息が私の耳にかかる髪の毛に風を与え、彼のまだ少年ぽさの残った白く長い指先が、朝1時間かけて巻いた髪をくるんと滑る。
もう一度大きく息を吸うと、自然に彼の名前が口を突いた。
『ん?どうした?』
不思議そうなシュンの顔が近づいてくる。
私はその瞳に飲み込まれ、まるで金縛りにでもあっているように動けなくなった。
鼻と鼻が触れるか触れないかのすれすれの距離。
その距離を絶妙に保ったまま、彼の吐息が私の耳にかかる髪の毛に風を与え、彼のまだ少年ぽさの残った白く長い指先が、朝1時間かけて巻いた髪をくるんと滑る。