☆年下×男子☆
トスン。




彼の瞳の奥の緑色の光から解放された瞬間、私はシルクの白いシーツの上に座っていた。




(…さっきと同じ光景。)



ただ、先ほどと違うのは、頬に私の体温よりも冷たい彼の手が置かれていること。




その手がつーっと何度も私の額から顎までを行ったり来たり…。
額から鼻を通り、唇に触れたところで動きが止まった。
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