せぴあなタメ息~辛苦(シンク)なタメ息~
階段を、飛び上がる。
今にもそこから転げ落ちそうな体を、
その細い肩を、とっさにつかんで支えた。
「大丈夫か?」
伝わってくる感触があまりにか細くて、
ちょっとドキッとした。
なんて華奢なヤロウだ。
思わず過保護になって、手を貸して立ち上がらせる。
「歩ける?」
彼を、覗き込んだ。
今にもそこから転げ落ちそうな体を、
その細い肩を、とっさにつかんで支えた。
「大丈夫か?」
伝わってくる感触があまりにか細くて、
ちょっとドキッとした。
なんて華奢なヤロウだ。
思わず過保護になって、手を貸して立ち上がらせる。
「歩ける?」
彼を、覗き込んだ。