♥貴方だけのメイド様♥
「許してあげよ?」

「うぅー・・・。」


あたしはもう潤め状態だ。

ほんとにこれから

どうやって生きていくのさ・・。

父さんの少ない給料だけが

ウチを養っていけている御金だったのに・・。


「どうすんのさ・・。これから」


手でゆるんだ涙線をぬぐって

あたしは聞いた。


でも、父さんから返ってきた

言葉はとんでもないことだった。
< 3 / 30 >

この作品をシェア

pagetop