恋色物語。





「あ、もうこんな時間・・・」




一瞬目に映った時計の針が、7を指している。






「外も暗いなぁ。モエとヨウは、帰るか?」



と、店長はコーヒーを入れながら聞く。





「モエは、もう帰るね」





「俺も帰るかぁ」





「じゃぁ、ヨウ。モエ送って帰ってやって」




と、店長の提案に「おっけー」と、返すヨウ。






「じゃ、行くか」



と、クマ屋を出る。







< 15 / 35 >

この作品をシェア

pagetop