恋色物語。





そんなモエに陽は「こっちに座ったら?」と、亜季の隣を指した。







「あ、うん」



ちょっと悲しい気分だった。




なんでだろう・・・?




「それでさぁ♪陽は、その人のどこに惚れたの??」





と、亜季が話し出した。




え・・・?




陽って呼んでるの?




陽の好きな人について話しているの?




亜季って陽のこと・・・




そんなコトばかり考えていた。




なんでだろう?




さっきから疑問でしかたがない。




でも、その答えはもうすぐ分かることになるんだ。




この時は、まだ分からなかったけど






今なら思える。



気づいていかったって。



皆さんはお気づきですか?




私の恋心のコトを。
< 22 / 35 >

この作品をシェア

pagetop