恋色物語。




「でねでね~」





「まじでっ?」





萌が2人の元へ行くと、2人はもう会話をしていた。



なんだか、楽しそうに話してて・・・萌は嫉妬した。



今まで、恋愛なんてしたことが無かったから「嫉妬」と言うことにちょっとむかついたりもした。




でも、2人の間に割り込む勇気が無かったから・・・もえは、その場を離れようとしたんだ。





「モエッ・・・!」





と、引きとめたのは陽じゃなくて・・・亜季だった。





「亜季・・・?」




「陽って、数学のテストで29点取ったんだって♪」




「あんま、言うなよ?モエだから、いいけど(笑」




「ホント~?陽って、頭悪いんだ☆」




「頭悪い言うなよ~」





亜季が、会話に入れてくれた。



モエのコトがかわいそうだったのかな?



どっちにしろ、亜季にちょっと感謝した。





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