いつも隣には君がいた
「なんで…。それより、飛鳥は男だからともかく、弥生。お前はキチンと親に連絡しとけよ。」

「うん。ありがとう。」


「お邪魔します。」

「適当に座っといて。」

「ところで春司はやっぱ、美大に入んの?」

「どうしようか、正直迷ってる。留学して色んな絵も見たいし。」

「そっか。弥生は?」

「私はデザイナーになって自分のブランド立ち上げたい。」

「そっか。」

「そういう、お前はどうなんだよ。」

「俺はモデルとか俳優とか芸能に関わりたいと思ってる。」

「なんにも考えてなさそうで実は考えてんだな。」

「当たり前だろ。一応もう、高1だぞ。」


こんな感じでずっと話してたら、夜の10:00。飛鳥は寝ちゃって、俺の家に泊めることにしたけど、さすがに弥生を泊めることはできない。
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