いつも隣には君がいた
「家に連絡入れたか?」


飛鳥に毛布を掛けながら聞いた。

「うん。入れた。」

「そっか。もう、洗い物なんてしなくていいから。送るから、帰るぞ。」

「いいよ。洗い物くらいやります。」

「そうか、ありがとう。」

「なんか、台所に2人で並んでると、新婚さんみたいだね。」

「馬鹿なこと言ってないで、帰るぞ。」

「うん。」
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