贈詞-okurikotnba-〜『約束』と『ごめん』〜

神様、アンタはズルイ奴だよ、まったく。


私は、小学生時代、何度も崇葉と同じクラスになれるよう、アンタに願った。


だけど、それは、二度もチャンスがあったはずなのに、私の願いをアンタは聞いてはくれなかった。
でも、その時は
「まぁ、3クラスもあるんだから、しょうがない。」そう、思い、悔しさを胸に押し込めた。

だけど、
何?

今、私が見ているこの紙はなに!?
今、私がみているこの名はなに!?

7クラスもあるのよ?

私の願いはたった3クラスしかなくても叶わなかった。

茉香の願いは7クラスもあるのに叶った。

それって可笑しくない?

まぁ、崇葉と茉香が同じクラスなのは私には関係の無いこと と言ったら可笑しくが、まだ、良い方だろう。
でも、その茉香と崇葉がいるクラスに私を入れるな!!!!!
何故入れた!?
どうして!?
あんだけ願っても叶わなかった私の願い。

いまさら叶えるな!!!!
ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな!!!?
私をどこまで追い詰めたらアンタは気が済むんだ!?
私はアンタに何をしたよう!?

私はアンタなんかに何もしていないだろう!?
何故だ!?
どうしてなんだ……!?

もう、
これ以上、
私 を
追い詰 めな いで
よ …… ───。

あた し がどん どん
壊れて いっ て しま う だろ… …
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