love×ジャンキー

男嫌い男嫌い男嫌い…

あたしが呪文のように唱えているうち

明日の持ち物、寮の説明

色々なことを女性教師は話した。


それから30分弱。


「えぇ~では今日は解散です!」



女教師の声で皆立ち上がり

今日の学校が終わった。


男性教師のいるドアじゃ無い方を開けて

廊下に出た。


あぁ…かかわんないようにしよ…。


話すと。

あたしの男嫌いは

まぁ単純にキモい、という話で。


コレ、直そうと思っても

なかなか直せないんだよねぇ…。


それが、あたしの目立つこと。



友達によれば

この男嫌いさえなくなれば

青春一直線らしい。


意味分かんないけど…。


あたしは寮を見つけて

カードキーを差し込んだ。

あー…寮。

あー…あたし本当に

『花園学園』来たんだなぁー…。


これからは男子と接触しなくて済むのか!

男の教師いたけどさ…。

まぁ生徒でいないだけで天国。


ガチャッ


少し間があってドアが開いた。

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