love×ジャンキー


「じゃ寝るか―」

「あッそうだった同寮だった!!」


どうやらベットと部屋は別々らしい。

…そりゃそうだっつの。


まぁいっか!

部屋別々だったら匂いも気になんねぇだろ!


琴音は普通の女子とは違う発想のようであった。


「おやすみー」


ガチャッ



何を想っていたのか

『恋愛科』など頭の片隅にもなく

あたしは眠りに着いたのであった。



そんな琴音の片方水瀬は

部屋に入った瞬間まだ『恋愛科』の説明をしていないことに気がついた。


「ま、いっか。」


そんな具合にもう少し『恋愛科』の事は

琴音に伝わりそうにないらしい。


まぁ琴音も

後々知ることになるのだけれど…。




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