love×ジャンキー
近いって…
「えぇあッココ芸能科!?」
ってかあたし
芸能人になりたいわけでは…
「馬鹿誰でも入れる訳ねーだろ!」
…うんまぁごもっともで。
「まぁ…要するにさ。」
「うん?」
「恋愛科な訳よ。」…は?
「意味不な事言わないでよ!」
バシッと頭を叩いた。
「ちょっ話聞けや!」
「何が」
ってかそもそも今は恋愛科の説明途中なんでしたね…。
…ってか
「だからッ」
頭の中での会話を終了させるように
水瀬は喋り出した。
「芸能科はさぁ要するに芸能人のため、それか芸能人になるためにある訳じゃん」
「ん」
「それと同じで恋愛科はね…」
勉強なんかじゃない。
部活なんかじゃない。
この学園の真の目的は…
「恋愛をするためにあるわけ。」