love×ジャンキー
「恋の勉強するには恋をしてから言えよって話ぢゃん?」


「…いや…知らないけど…」



え、うん。


ぢゃん?って言われても…

知りませんし。


「なのでッ!」


水瀬はあたしと自分の方に

指をさしながら言った。


「今日からボク達、仮カレカノで☆」


「…は?」


今日からボク達、仮カレカノで☆

ボク達、仮カレカノで☆

仮カレカノで☆


…カレカノで☆

…カレカノ!?!?


「なんじゃそりゃぁあああッ!阿呆かコイツはぁッ!」

「人並みに学力は持ち合わせてますけど?」


水瀬は続けた。
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