love×ジャンキー

「…」


あぁー…

頭こんがらがって意味分かんない。


えーと。

整理すると…。


花園学園は

『恋愛を上手くやるために学ぶところであって恋愛をする事自体を学ぶ学校ではない。』

とな?


「あ、あたし本当に関係無いんだね?」


「さっきも言ったしね」


とか言っても吹奏楽部…。

とか言っても恋愛してない…。


ということでこの学園で学ぶことは

不可能!?


…ってことですよね?


「なーんだ♪それなら仕方ない!18歳以上しか運転免許が取れないようにあたしももう元から無理なんじゃーん♪」


あぁーよかった。

コレで普通の生活逆戻り!


もう変な数式覚える必要ないしー

無駄に男子とつるむ事もないしー。


あ、じゃあもう水瀬ともバイバイ…ね。


…まぁ別に関係無いけど…。


「じゃあ…退学…になるのかな?」


あたし、退学?かぁ…?

寮も出てって…?


「んなわけねぇだろ馬鹿!」

「えぇッ!?」
< 73 / 136 >

この作品をシェア

pagetop