love×ジャンキー
「…」


「…」


「…」

「…」




「アァアアアアァアアッ!」


「!?」


先に沈黙を破ったのは

仮カノジョの琴音であった。


「琴音っ…マヂデカい声出すなッ」


「だから早くご飯作ってよ♪」

あたしは

『はい♪』

とエプロンを渡した。


しかし水瀬はエプロンを

投げ捨てた。

「おい話聞いてんのか馬鹿ッ…てそーじゃないやちがくてさ」

「あ、リクエストするなら~…このまえ一緒に見た~」

「あッアレだろ!?『とろ~りオムライス』!」

「キャーッそうソレ!」


「よし作ってやらぁッ!…って……話を聞けェエエ!」
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