僕等の怪談(1)
「ぷっあはははははっ」
自称?花子さんがお腹をかかえて笑ってる。しかもちょっと宙に浮いてるし・・・
「あんた達っておかしい。驚いてるんだろうけど、逃げようともしないし、なんか解説しちゃってるし。」
花子さんは宙に浮いたまま、両手であごを支えたポーズで僕等を楽しそうに眺め始めた。
「ねぇ、あの楽器も楽器の幽霊?」
僕は僕を楽しそうに見つめる花子さんに聞いてみた。
「うーん。私には見えないけど、幽霊とかがいて楽器を演奏してるのかなって思ってたけど、あんたの言う通り楽器のお化けかもしれないわね。」
花子さんは何だか僕の質問に、なるほどって感心しちゃってる。
「なぁ、トイレの鏡を割ったり黒板にいたずらしてるのもお前達?」
遠藤は遠慮なく失礼な事を聞いている。
「あんたってムカつくわね。でも確かに黒板に助けてって書いたのは私だけど。」
花子さんはまるで椅子に腰掛けるみたいにして宙に浮いている。
「助け?幽霊が?あっごめんなさい。」
今度は淳が地雷を踏んだ。
「くすっ、いいわよ。私達が幽霊かどうかは分からないけど、今の自分が嫌な訳じゃないし。」
「あの何か困ってるの?」
僕は花子さんの大きな目を見つめた。
自称?花子さんがお腹をかかえて笑ってる。しかもちょっと宙に浮いてるし・・・
「あんた達っておかしい。驚いてるんだろうけど、逃げようともしないし、なんか解説しちゃってるし。」
花子さんは宙に浮いたまま、両手であごを支えたポーズで僕等を楽しそうに眺め始めた。
「ねぇ、あの楽器も楽器の幽霊?」
僕は僕を楽しそうに見つめる花子さんに聞いてみた。
「うーん。私には見えないけど、幽霊とかがいて楽器を演奏してるのかなって思ってたけど、あんたの言う通り楽器のお化けかもしれないわね。」
花子さんは何だか僕の質問に、なるほどって感心しちゃってる。
「なぁ、トイレの鏡を割ったり黒板にいたずらしてるのもお前達?」
遠藤は遠慮なく失礼な事を聞いている。
「あんたってムカつくわね。でも確かに黒板に助けてって書いたのは私だけど。」
花子さんはまるで椅子に腰掛けるみたいにして宙に浮いている。
「助け?幽霊が?あっごめんなさい。」
今度は淳が地雷を踏んだ。
「くすっ、いいわよ。私達が幽霊かどうかは分からないけど、今の自分が嫌な訳じゃないし。」
「あの何か困ってるの?」
僕は花子さんの大きな目を見つめた。