幼なじみ 【短編】
「あたし、お邪魔だった?」


なんて聞くもんだから、私は首をブンブン横に振って

「そんな事無い!!さて、ミスド行こう」

そう言って紀子の手を引っ張った。



ってか、




無理無理無理無理無理無理無理!!!





デートなんかしたら、本気で好きになっちゃうよ。


その後、ミスドで大人な紀子にレクチャーを受けながらドーナツを頬張った。


そうよね、いつも通りにしてれば良いんだよね。


確かに、昨日のクレープを食べた感じで居れば良いんだからね。




半分不安。




半分期待。




ああ、明日真っ赤になりませんように……



とりあえず、神様にお願いしてみた。

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