幼なじみ 【短編】
デート
「お前さ、何でここな訳?」
私達は入り口で待ち合わせしていた。
で、優が来て開口一番に言ったセリフ。
そう、私が選んだのは昔良く来ていた地元の遊園地。
確かに、高校生が遊園地になんて来ないけどさぁ……
そんなにおかしいかな?
「場所、変える?」
泣きそうになりながら言った。
すると、私の頭に手を乗せると
「まぁ、たまには良いか」
って言ってくれたの。
だから、
「ありがとう、ゆーたん」
って言ったらびっくりしてた。
ゆーたんは幼稚園の頃の呼び方なんだ。
「おまっ!!恥ずかしいから、その呼び方止めろって」
って真っ赤になってた。
可愛い。
事ある毎に呼んでやろうと決意した。
幼稚園の頃は
『僕が愛ちゃんを守る』
なんて言ってくれたのにね。
なんて思い出にふけってると、腕を掴まれて
「行くぞ」
なんて引っ張られた。
私達は入り口で待ち合わせしていた。
で、優が来て開口一番に言ったセリフ。
そう、私が選んだのは昔良く来ていた地元の遊園地。
確かに、高校生が遊園地になんて来ないけどさぁ……
そんなにおかしいかな?
「場所、変える?」
泣きそうになりながら言った。
すると、私の頭に手を乗せると
「まぁ、たまには良いか」
って言ってくれたの。
だから、
「ありがとう、ゆーたん」
って言ったらびっくりしてた。
ゆーたんは幼稚園の頃の呼び方なんだ。
「おまっ!!恥ずかしいから、その呼び方止めろって」
って真っ赤になってた。
可愛い。
事ある毎に呼んでやろうと決意した。
幼稚園の頃は
『僕が愛ちゃんを守る』
なんて言ってくれたのにね。
なんて思い出にふけってると、腕を掴まれて
「行くぞ」
なんて引っ張られた。