隣の彼はイケメン兄弟?!
「で、お風呂いつ直るの?」

「んー。分からない。壊れたのを知ったのはさっきだもん。」



そうか、そうだよね。

さっきだったら、修理屋さんにも電話できないものね。


「直るまで来ていい?」



はぁ?

でも、断る理由も無いしなぁ・・・。


「別に良いけど。」


しょうがないか。困った時はお互い様って言うものね。

リョウはその言葉に安心してか、私を見て微笑んだ。


「ありがとう。ねぇ、TV見ていい?」

「いいよ?」


そう言うと、私はリョウにリモコンを渡す。

リョウってば、めっちゃうちでくつろいでるし。


「そういえば、花音って普段TVつけていないの?」

「うーん、パソコンを付けている事が多いからね。」


そんな事を話していると、ピーピーピー♪お湯が溜まる音がした。


「お湯溜まったよ?」

「うん。」


リョウはお風呂場に行こうと立った。





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