隣の彼はイケメン兄弟?!
私ってば、何分お風呂場にいたのだろう。

私はリビングへと戻る。


すると、リョウは何もする事が無かったのか、ソファーで可愛い顔でスースーと寝息を立てていた。


「リョウ?」


呼んでもなかなか起きない。



「リョウ・・・?さっきはごめんね。」


私は床に座ってリョウの顔に近づく。



そして、頭を撫でると、

チュッ・・・。

私はリョウにキスをした・・・。


あれ?私、何してるの?

自分からリョウにキスをした?

何で?何でキスなんかしちゃったの?

私、なんかおかしい。

きっと、お風呂場が熱かったせいで頭がどうにかなっちゃったんだ。



「リョウ!起きて!リョウ?」

「んんっ・・・。」


リョウは目を擦りながら私を見る。

そんなトロンとした色っぽい目で見ないでよ・・・。




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