隣の彼はイケメン兄弟?!
けれど、隆志の上を行く人物が現れた。


「木下さん!」


その人は、私の元へ来るのではなくて、私を自分の元へと呼んだ!

隆志はさすがこれにはびっくり。


「木下さん!」


私を手招きしている人物。それは・・・。


「新藤・・・。」

「隆志知ってるの?」

「俺の同期だ。」


隆志は大きな溜息をついた。


「何であいつがここにいるんだ。」

隆志は浮かない顔。


「ちょっと行ってくるね。」

私はそう言って、新藤さんの元へと行った。


「始めまして。」

「木下花音ちゃん♪」

「何で私の名前知っているのですか?」

「ここに名簿があったから。」


新藤さんはニコニコしながら答えていた。





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