隣の彼はイケメン兄弟?!
そして、私は桃子と駅で待ち合わせをした。

桃子は既に待ち合わせ場所に来ていた。


「桃子ごめんっ!」

私は桃子に手を合わせて謝る。


「いいのいいの、まだ時間になってないし。」


桃子は満面の笑みを私に向ける。

さすが、桃子!そんな素敵な笑顔を普段から出来るなんて尊敬しちゃうわ。


「桃子は相変わらずお洒落だね。こんな格好で私大丈夫?浮いてない?」

「大丈夫だって!花音だってめっちゃ可愛いんだから!」


花音“だって”って事はやはり自分は可愛いと自覚しているのね。あはは。

そして、私達は居酒屋へついた。



「えっ?桃子?合コンって居酒屋なの?!」

「そうよ?もっとお洒落なレストランか何かだと思った?」

「うん、まぁ、ちょっとは・・・。」

「でも、この居酒屋も結構お洒落なのよ?個室だってあるんだから♪」



へぇ。確かに普通の居酒屋よりは綺麗かも?

そして、私達は予約された個室へと誘導された。


「桃子?今日はどんな人が来てるの?」

「んとね、女の子はモデル仲間とその友達。たぶん、花音みたいにOLなんじゃないかなぁ?男はね、みんなモデル。」

「えっ?みんなモデル?私、上手く話せるかなぁ?」

「大丈夫、みんな話しやすいやつらだし?」


そして、私達は部屋の前についた。


「入るわよ?」

「うん・・・。」




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