隣の彼はイケメン兄弟?!
リョウの決断?
そして、私は2日間休んだ会社へ行った。


会社に近づくたびにどんどん足取りが重くなっていく。

私は、隆志とはちゃんと顔を合わせられるか心配だった。

会社では嫌でも顔を合わせなくてはいけない。


けれど、そんな事も言っていられない。

仕事はそんなに甘くない。

私の代わりなんて何人もいる。

無理矢理でも頑張って行かなくちゃ。


そんな事を考えていると、私の前に3人の小学生が飛び出してきた。

1人は髪の長いポニーテールの女の子。

そして、男の子は、もしかして双子なのか?

髪形は違うが顔はそっくりだった。


3人は女の子を真ん中にして手を繋いでいた。

ふふふっ。

この位の時期は、誰か1人を選ぶなんて考えていなかったな。


私は小さな溜息を付いた。


「まぁちゃん、誰が1番好き?」

「んっとぉ、つーくんと、みーくん、どっちも好き。」




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