隣の彼はイケメン兄弟?!
「僕ね、本格的に写真勉強しようと思うんだ。

外見だけじゃなく、何か1つくらい兄さんに勝てるもの作らないとね。」



リョウは笑っていた。



「リョウ?それは間違ってるよ?リョウはリョウ。

隆志は隆志だもん。比べる事が間違ってるよ。

どっちも良い所もあれば、悪い所もある。誰だって、それは一緒だよ?」


「ありがとう、花音。だから、俺は花音が好きなんだ。」

「リョウ・・・。」



私を見つめる真剣な目。



「花音?」

「ん?」

「今結論を出さなくてもいいんじゃない?」

「えっ?」



リョウは私を抱きしめた。



「花音・・・本当にありがとう。やっと決心がついたよ・・・。」

「えっ?」



そして、リョウがの顔が近づきキス・・・

しようと思ったら?


ドンドンドン!


ん?





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