隣の彼はイケメン兄弟?!
ちょっと隆志!

私はもう一方の手で隆志の背中を叩く。

隆志?寝ぼけているの?!


すると、隆志は急に私の唇を離し「ごちそうさま・・・」

えっ?って・・・

「くぅ・・・」また寝るの?!


私は隆志を諦めリョウを起こそうとする。



「ねぇ、リョウ!リョウも起きて!」

「あっ、ポチぃ~!」


ん?ぽ、ぽちぃ?

ギューッ!

えーーーっ?


今度はリョウに腕を引っ張られ、抱きしめられた。


「リョウ!リョウ!」


今度は抱きしめられているので、腕が使えないっ!


「リョウ離して?リョウ?」


私がバタバタしていると・・・。


「何しているんだ?」


後ろから低い声が聞こえた。

その声で私は、ゴクンっと一気に唾を飲み込んだ。



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