隣の彼はイケメン兄弟?!
「花音・・・ちょっと待ってろ。」


はぁ?いつからあなたにまで花音って呼ばれるようになったのですか?



「山下さん?」


そう呼ぶ私に彼は


「あいつがリョウで俺が山下さんか?」



と私に近づいてきた。

機嫌の悪さマックスですか?!



「えっ?」



「お前は今日から俺のものな。」



「はっ?」



意味が分りません!


そして、ドアに両手をついて私を逃げられないようにした彼は・・・


チュッ

私にキスをした。


それは、先ほどまでの機嫌の悪さは何処へやら。

優しく甘いキスだった。



って、えーーー?!

何、私!!この人に“また”キスされてんの?!

ありえないーーーっ!!




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