隣の彼はイケメン兄弟?!
「違う違う!」


私は横に首を振る。



「俺たちは同じ職場だ。な?花音♪」


私にウインクなんてする隆志。

意味ありげにウインクなんてしないでよ!

誤解されるでしょ!


あっ・・・でも、言ってる事は正しい。

否定できない。


「そうだけど・・・。

でも、隆志さんとは・・・。」



「隆志!だろ?」


笑っているようで笑っていないその瞳。

うっ・・・視線が冷たいんですけど。

てか、そんなに怒らなくたって・・・。



「そっかぁ。俺、花音の事狙おうと思ってたのに。」



「えっ?」



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