隣の彼はイケメン兄弟?!
はぁ・・・。何だか、久し振りのデートにちょっとドキドキしてきたわ。


ちょっと隆志の思う壺って感じで腑に落ちないけど、久し振りのこの気持ち。

たまにはいいかも。



私は鏡に向ってメイクを始める。

そして、髪の毛は下ろしたまま。

何もしないで・・・いいかな。

少し、毛先くらいコテで巻いとく?

でも、何だか気合入っているみたいって思われるのもなぁ。

やっぱり、何もしないでいておこう。



私は鞄を持って玄関に立つと、いつもより高めのヒールを靴箱から取り出して気合を入れた。



「よしっ!」10時だ。


ガチャ・・・。


私は玄関のドアを開ける。

すると、既に下を見ると、車の横に立っている隆志がいた・・・。



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