隣の彼はイケメン兄弟?!
私は、隆志は来た事あるんだとすぐに分かった。

だって、何も悩まずスタスタと歩くんだもん。


そして、隆志が止まったのはアクセサリー屋さん。


「どれがいい?」


はぁ???


「どれがって買わないよ?」

「俺が買ってやる。初デート記念だ。」


えっ?記念だなんて隆志も可愛い事いうんだ。

って違うっ!!


「隆志に買ってもらう意味がわかんない!」

「だから記念だって。」

「じゃあ、もっと安いのにしてよ。」


隆志はあまり納得のいかない顔。

私は近くの雑貨屋さんへ走る。



< 92 / 310 >

この作品をシェア

pagetop