闇音
俺はその日はまっすぐ家に
帰り、ため息をついた

どうせ、メールなんて
こないよな…


そのとき、携帯が震えた
美香からメールだ

「動物は好き!?」


あまりにも唐突だ
でも、美香は話すのが苦手だし
しょうがないか。

「動物は大好きだよ。
犬が好きで2匹飼ってるよ」

啓二はベッドの上に
横になり美香のことを
考えていた。

俺にメールしたってことは
嫌いなわけではないし…
もしかしたら付き合えるかも。

そんなことを考えながら
美香からのメールを待つが
メールは来なかった。
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