がんばれ!ノザワくん
その数日後。
アフターサポート担当が、なにやらあわただしくなっていた。
「どうしたんだ?」
ノザワくんが声をかけると、
「アーマ課長が、事故ったらしいんですよ」
と、セトウチさん。
「保険会社に連絡しないといけないんですけど、アーマ課長の名前の漢字がわからなくて…」
「アーマ課長が?」
今日は、めずらしく、アーマ課長が取引先に出かけてったらしいんだ。
で、信号待ちしていて、後ろからトラックに突っ込まれたんだって。
スピードは出てなかったから、怪我はたいしたことないらしいんだけど、本社や保険会社などに連絡しないといけないもんで、アフターサポートはあたふたしているらしい。
「アーマ課長の名前って…“じょう”だよな」
「それはわかるんですよ。でも、ごんべんだったかのぎへんだったか、はたまた別の字だったのかがわからなくて」
セトウチさんが大騒ぎしてるので、
「よねちゃん、調べてくれないかな~」
と、ノザワくんが声をかけてた。
「アーマ課長ですか?のぎへんの“穣”ですよ」
即答だった。
「イントラネットの社員録に載ってるじゃないですか」
「あ、そうだった!」
ノザワくんとセトウチさん、声を揃えて叫ぶ。
「やば、ごんべんの“譲”で書いてた」
ヤミー主任も一緒になって騒いでる。
アフターサポート担当が、なにやらあわただしくなっていた。
「どうしたんだ?」
ノザワくんが声をかけると、
「アーマ課長が、事故ったらしいんですよ」
と、セトウチさん。
「保険会社に連絡しないといけないんですけど、アーマ課長の名前の漢字がわからなくて…」
「アーマ課長が?」
今日は、めずらしく、アーマ課長が取引先に出かけてったらしいんだ。
で、信号待ちしていて、後ろからトラックに突っ込まれたんだって。
スピードは出てなかったから、怪我はたいしたことないらしいんだけど、本社や保険会社などに連絡しないといけないもんで、アフターサポートはあたふたしているらしい。
「アーマ課長の名前って…“じょう”だよな」
「それはわかるんですよ。でも、ごんべんだったかのぎへんだったか、はたまた別の字だったのかがわからなくて」
セトウチさんが大騒ぎしてるので、
「よねちゃん、調べてくれないかな~」
と、ノザワくんが声をかけてた。
「アーマ課長ですか?のぎへんの“穣”ですよ」
即答だった。
「イントラネットの社員録に載ってるじゃないですか」
「あ、そうだった!」
ノザワくんとセトウチさん、声を揃えて叫ぶ。
「やば、ごんべんの“譲”で書いてた」
ヤミー主任も一緒になって騒いでる。