がんばれ!ノザワくん
「ところで、その“けやきウォーク”って、どこにできたんですか?」
ノザワくん、一人でずれてる。
「えっ、ノザワ課長、知らないの!?」
オーノ所長が、前橋駅からの道のりを教えてるんだけど、なにせノザワくんだから、よくわかってない。
「こういう時は、地図で検索するに限る!」
そう言って、地図サイトにアクセスして、「けやきウォーク」で検索…したんだけど、出てこない。
「あれ~、出ないぞ~?」
たぶん、サイトの方が更新されてないんだろうけど、ノザワくんは一人で悩んでる。
「このへんですよ」
と、よねちゃんがディスプレイ上の地図を指した。
「何にも出てないけど」
「元々、どこかの会社の工場があったらしいんですよ。その跡地に出来たそうです」
「だから、こんなに広い土地があったんだ~!でも、ここって、前橋駅から遠いよね」
「…500mくらいらしいですよ」
「歩くとけっこう距離あるじゃないか」
…確かに、歩くとけっこう距離あるかもしれないけど、大したことないと思う。少なくとも、前橋でも辺鄙なところにある、この会社に比べたら。
ノザワくん、一人でずれてる。
「えっ、ノザワ課長、知らないの!?」
オーノ所長が、前橋駅からの道のりを教えてるんだけど、なにせノザワくんだから、よくわかってない。
「こういう時は、地図で検索するに限る!」
そう言って、地図サイトにアクセスして、「けやきウォーク」で検索…したんだけど、出てこない。
「あれ~、出ないぞ~?」
たぶん、サイトの方が更新されてないんだろうけど、ノザワくんは一人で悩んでる。
「このへんですよ」
と、よねちゃんがディスプレイ上の地図を指した。
「何にも出てないけど」
「元々、どこかの会社の工場があったらしいんですよ。その跡地に出来たそうです」
「だから、こんなに広い土地があったんだ~!でも、ここって、前橋駅から遠いよね」
「…500mくらいらしいですよ」
「歩くとけっこう距離あるじゃないか」
…確かに、歩くとけっこう距離あるかもしれないけど、大したことないと思う。少なくとも、前橋でも辺鄙なところにある、この会社に比べたら。