がんばれ!ノザワくん
翌日。
タカシ課長に連れられて、業者がうちの事務所に入ってきた。
「うわ、こりゃひどい!」
業者が天井裏で叫んでる。
「そんなにひどいですか?」
タカシ課長が下から声をかけると、
「空調の排水パイプ、壊れてますよ~」
とのこと。
なるほど、排水パイプが壊れて、そこから水が出てきたってことか。それにしても、かなりの量だな。昨日、暑かったから、冷房設定温度下げたのが原因なんだろうか。
「直りますかね~」
そう聞くタカシ課長に、
「う~ん、このビル、古いですからね~、部品があるかどうかわかりませんよ。いずれにしても、取り寄せないとならないので、来週の月曜以降になりますね~」
と、業者が言った。
「え、来週ですか」
それを聞いたはとりんも驚いている。
「とりあえず、ここの水、掃除機で吸って、応急処置しておきます。それも、どの程度もつかどうかわかりませんけどね」
業者が持って来たのは、かなり大きい掃除機。ぐおおおお~と、すごい音がする。その音が、事務所の中で響き渡っている。
「ケホコホ」
埃を吸い込んだらしく、よねちゃんが咳込んでる。
「仕事できないんで、離席します~」
よねちゃんは、そう言って、事務所から出て行った。…うがいしに行ったのかな。
それにしても…すごい埃だ。掃除機の排気口から、このフロアの埃全部舞い上げるくらいの風が出てる。空気清浄機がほしいくらいだ。
タカシ課長に連れられて、業者がうちの事務所に入ってきた。
「うわ、こりゃひどい!」
業者が天井裏で叫んでる。
「そんなにひどいですか?」
タカシ課長が下から声をかけると、
「空調の排水パイプ、壊れてますよ~」
とのこと。
なるほど、排水パイプが壊れて、そこから水が出てきたってことか。それにしても、かなりの量だな。昨日、暑かったから、冷房設定温度下げたのが原因なんだろうか。
「直りますかね~」
そう聞くタカシ課長に、
「う~ん、このビル、古いですからね~、部品があるかどうかわかりませんよ。いずれにしても、取り寄せないとならないので、来週の月曜以降になりますね~」
と、業者が言った。
「え、来週ですか」
それを聞いたはとりんも驚いている。
「とりあえず、ここの水、掃除機で吸って、応急処置しておきます。それも、どの程度もつかどうかわかりませんけどね」
業者が持って来たのは、かなり大きい掃除機。ぐおおおお~と、すごい音がする。その音が、事務所の中で響き渡っている。
「ケホコホ」
埃を吸い込んだらしく、よねちゃんが咳込んでる。
「仕事できないんで、離席します~」
よねちゃんは、そう言って、事務所から出て行った。…うがいしに行ったのかな。
それにしても…すごい埃だ。掃除機の排気口から、このフロアの埃全部舞い上げるくらいの風が出てる。空気清浄機がほしいくらいだ。