がんばれ!ノザワくん
翌日。
よねちゃんが、大きなビンを持って来た。
「昨日のプルーン、ジャムにしてきましたっ」
…あ、まだ怒ってる。
よねちゃんの話によると、冷蔵庫に入りきらなかったので、種を取り除いて鍋で3時間煮込んだそうだ。大きな鍋いっぱいだったのが、半分くらいまで減ったそう。でも、やっぱり、1人で食べるには多かったので、会社に持って来たんだって。
「まだすっぱいな」
味見をしたオーノ所長が、そう言ってる。
「これでも、砂糖1kg使ったんですよ」
よねちゃんは、そう説明していた。
「う~ん、牛乳が欲しいな。パンにつけて食べたら、うまいんじゃないか?」
「ヨーグルトでもいいと思いますよ。所長、朝食にいかがですか?」
「その前に、会議に行ってくる」
…オーノ所長、逃げたな。
よねちゃんのジャムは、女性に好評だった。
「お昼にコンビニでヨーグルト買ってこようかな」
とか、
「後でパン買ってこよう」
とか。
甘いのが苦手なカヨさんも、
「このくらいなら、私でも食べられるよ~」
と言っていた。
オイラも味見してみたいけど、人形だからな。我慢しようっと。
え?ノザワくん?
よねちゃんがせっかく作ってきたのに、今日は出張でいなかったんだよ。
な~んだ、惜しいことをしたな~!
よねちゃんが、大きなビンを持って来た。
「昨日のプルーン、ジャムにしてきましたっ」
…あ、まだ怒ってる。
よねちゃんの話によると、冷蔵庫に入りきらなかったので、種を取り除いて鍋で3時間煮込んだそうだ。大きな鍋いっぱいだったのが、半分くらいまで減ったそう。でも、やっぱり、1人で食べるには多かったので、会社に持って来たんだって。
「まだすっぱいな」
味見をしたオーノ所長が、そう言ってる。
「これでも、砂糖1kg使ったんですよ」
よねちゃんは、そう説明していた。
「う~ん、牛乳が欲しいな。パンにつけて食べたら、うまいんじゃないか?」
「ヨーグルトでもいいと思いますよ。所長、朝食にいかがですか?」
「その前に、会議に行ってくる」
…オーノ所長、逃げたな。
よねちゃんのジャムは、女性に好評だった。
「お昼にコンビニでヨーグルト買ってこようかな」
とか、
「後でパン買ってこよう」
とか。
甘いのが苦手なカヨさんも、
「このくらいなら、私でも食べられるよ~」
と言っていた。
オイラも味見してみたいけど、人形だからな。我慢しようっと。
え?ノザワくん?
よねちゃんがせっかく作ってきたのに、今日は出張でいなかったんだよ。
な~んだ、惜しいことをしたな~!