がんばれ!ノザワくん
「で、産業医って、結局誰?」
よねちゃんも、具体的に誰が担当なのかがわからないので、
「じゃ、フリッツ健康管理センターのカザワさんに聞いてみますよ」
と返答。
「カザワさん?」
「保健師の方です。健康診断の連絡くれる方ですよ」
「…ほけんし?なにそれ?」
よねちゃん、椅子から落ちるんじゃないかという勢いで、こける。
「保健指導のエキスパートですってば。昔の保健婦ですよ」
と言っても、ノザワくんにはピンと来なかったようだ。
よねちゃんが、カザワさんに電話すると、
『私あてに送ってくれれば、産業医の先生に書いてもらって、折り返し郵送しますよ』
とのこと。
というわけで、よねちゃんが、書類の郵送準備をしていると、
「ほけんしって、どんな字書くの?」
と、ノザワくんがよねちゃんのパソコンを覗きに来た。
その後も、やたらと、「ほけんし、ほけんし」と繰り返してるので、
「どうしたんですか?」
と、よねちゃんが聞くと、
「いや~、そういう職業もあるんだな~と思ってさ~」
…知らなかったんかいっ。
「…ノザワ課長、辞書引いてくださいね」
よねちゃんも、呆れたように、そう言った。
よねちゃんも、具体的に誰が担当なのかがわからないので、
「じゃ、フリッツ健康管理センターのカザワさんに聞いてみますよ」
と返答。
「カザワさん?」
「保健師の方です。健康診断の連絡くれる方ですよ」
「…ほけんし?なにそれ?」
よねちゃん、椅子から落ちるんじゃないかという勢いで、こける。
「保健指導のエキスパートですってば。昔の保健婦ですよ」
と言っても、ノザワくんにはピンと来なかったようだ。
よねちゃんが、カザワさんに電話すると、
『私あてに送ってくれれば、産業医の先生に書いてもらって、折り返し郵送しますよ』
とのこと。
というわけで、よねちゃんが、書類の郵送準備をしていると、
「ほけんしって、どんな字書くの?」
と、ノザワくんがよねちゃんのパソコンを覗きに来た。
その後も、やたらと、「ほけんし、ほけんし」と繰り返してるので、
「どうしたんですか?」
と、よねちゃんが聞くと、
「いや~、そういう職業もあるんだな~と思ってさ~」
…知らなかったんかいっ。
「…ノザワ課長、辞書引いてくださいね」
よねちゃんも、呆れたように、そう言った。