がんばれ!ノザワくん
「あ、そうだ、よねちゃん、50円切手持ってる?」
ノザワくんが、バッグからハガキサイズの紙を出してきて、そう言った。
「持ってますけど…どうしたんですか?」
「いや~、ビールの懸賞、今日の消印までだったの、すっかり忘れてたんだよ~!帰りに出そうかと思ったんだけど、定時に上がれるかわかんないから、会社の郵便物回収ボックスに入れていこうかと思ってさ~」
この懸賞のために、毎日ビールを飲み続けたらしい。…ノザワくんも、はとりんのことは言えないじゃないか。
引き出しから、私物の50円切手を出したよねちゃんは、50円玉と引き換えに、ノザワくんに切手を渡した。
「これでよし、と」
嬉しそうに事務所を出て行こうとするノザワくんに、
「課長~、今日の回収終わったんで、出すなら郵便局に出しに行って来てくださいね~!」
と、よねちゃんが叫んでた。
ノザワくんが、バッグからハガキサイズの紙を出してきて、そう言った。
「持ってますけど…どうしたんですか?」
「いや~、ビールの懸賞、今日の消印までだったの、すっかり忘れてたんだよ~!帰りに出そうかと思ったんだけど、定時に上がれるかわかんないから、会社の郵便物回収ボックスに入れていこうかと思ってさ~」
この懸賞のために、毎日ビールを飲み続けたらしい。…ノザワくんも、はとりんのことは言えないじゃないか。
引き出しから、私物の50円切手を出したよねちゃんは、50円玉と引き換えに、ノザワくんに切手を渡した。
「これでよし、と」
嬉しそうに事務所を出て行こうとするノザワくんに、
「課長~、今日の回収終わったんで、出すなら郵便局に出しに行って来てくださいね~!」
と、よねちゃんが叫んでた。