がんばれ!ノザワくん
よねちゃんは、なぜかノザワくんが用意してくれた椅子に腰掛けながら、ひたすらシュレッダーと格闘していた。
「ほら、ずっと作業してると、疲れちゃうからさ~」
でも、シュレッダーがそんなに大きくないので、よねちゃんは、前かがみになって作業をしている。
「ノザワ課長って、やさし~!」
その光景を見ていた、セトウチさんが、そう言って去ってった。
「それにしても、なんでこんなにあるのさっ」
よねちゃんは、半ばヤケになって、シュレッダーと格闘。
どれだけすごいかというと…
CDが100枚以上、フロッピーディスクが50枚。
「業務に関係ないやつもあるな。何、この“テトリス”とか”アルカノイド”とか書いてあるフロッピーは」
…それ、ゲームじゃないのか?誰だよ、仕事中に遊んでたヤツ。
「まったく…ワサーキ課長といい、私の前の人といい、溜めるのだけはプロだよねっ」
そういえば、よねちゃんの前任者も、やたらといろいろ溜めてたよな。何でも紙ベースで管理してないと不安だったようで、書庫には大量の文書が入ってる。たぶん、その半分以上は、データがあるから、わざわざ保管しておかなくてもいいようなものだ。
ワサーキ課長は、書類だけじゃなくて、仕事も溜める人間だったからな。だから、はとりんが怒るんだ、きっと。
で、そのツケは、よねちゃんに回ってくる…ということで、よねちゃんは、大量のCDとフロッピーディスクに文句をブツブツ言いながら、シュレッダーと格闘していた。
「ほら、ずっと作業してると、疲れちゃうからさ~」
でも、シュレッダーがそんなに大きくないので、よねちゃんは、前かがみになって作業をしている。
「ノザワ課長って、やさし~!」
その光景を見ていた、セトウチさんが、そう言って去ってった。
「それにしても、なんでこんなにあるのさっ」
よねちゃんは、半ばヤケになって、シュレッダーと格闘。
どれだけすごいかというと…
CDが100枚以上、フロッピーディスクが50枚。
「業務に関係ないやつもあるな。何、この“テトリス”とか”アルカノイド”とか書いてあるフロッピーは」
…それ、ゲームじゃないのか?誰だよ、仕事中に遊んでたヤツ。
「まったく…ワサーキ課長といい、私の前の人といい、溜めるのだけはプロだよねっ」
そういえば、よねちゃんの前任者も、やたらといろいろ溜めてたよな。何でも紙ベースで管理してないと不安だったようで、書庫には大量の文書が入ってる。たぶん、その半分以上は、データがあるから、わざわざ保管しておかなくてもいいようなものだ。
ワサーキ課長は、書類だけじゃなくて、仕事も溜める人間だったからな。だから、はとりんが怒るんだ、きっと。
で、そのツケは、よねちゃんに回ってくる…ということで、よねちゃんは、大量のCDとフロッピーディスクに文句をブツブツ言いながら、シュレッダーと格闘していた。